弊社の砕石の生産から出荷までは大きく分けて4つの工程があります。これからその4つの工程について説明をします。
1.採掘
発破穴作成
原石積込
原石繰出
プラント投石
山の岩盤から原石採掘します。岩盤を崩すために、爆薬を使って岩を崩します。このことを発破といいます。発破をすると、岩が粉砕され、パワーショベルで掻きだすことができます。発破をした石の大きさは0mm – 3000mmとなっておりますが、加工時に使用するクラッシャーの投入口は約1500mmですので、そのサイズまで破砕機(ブレーカー)を使用して石を砕く必要があります。1500mmより小さくなった石はダンプカーに積込をし、加工をするプラントの投入口に運搬されます。使用される重機は、パワーショベル(石の繰出、積込)、クローラードリル(発破用穿孔作成)、ブレーカー(石割、岩盤崩し)になります。
2.加工
破砕機
トランメル
振動ふるい
ベルトコンベア
1500mm以下の石を300mm以下に破砕し、大きさを選別します。選別には多くの機械を使います。大きくわけて、石を砕いて小さくする「破砕機」、大きな石と小さな石を分ける「選別機」、石を運搬する「運搬機」があります。破砕機は一般的にクラッシャーと呼ばれ1500mmを300mmにするのが得意なタイプや、300mmを40mm以下にするのが得意なタイプを使用しており、それぞれ破砕方法が異なります。選別機はトロンメルと呼ばれる回転式選別機と振動ふるい機を使用しています。トロンメルは網をとりつけた円柱状の回転体を傾け、回転させながら石を通過させ、選別をします。振動ふるい機は傾斜をつけた網の上を振動させながら石を通過させ、選別をします。運搬機はベルトコンベアーを使用しています。
3.積込
商品取込
ダンプ積込1(ホイールローダー)
ダンプ積込2(ホイールローダー)
ダンプ積込3(バックホー)
製品を運搬用トラックに積込ます。トラックは軽トラックから10tトラックまであり、タイヤショベルを使って製品を積み込みます。
4.運搬
運搬1
運搬2
重量測定
運搬3
製品を工事現場まで運搬します。運搬には主にトラック(軽トラック〜10tトラック)を使います。工事現場に到着すると、所望の場所に降ろします。降ろした製品は、道路、建物の基礎や配管工事などをする際に使用されます。