発破作業で爆薬を装填するためにパイプを使用しています。発破後、爆破によって破壊されなかったパイプの端材が出ます。この端材は短かったり、先が割れているため捨てていましたが、切ってつなげれば再利用できるのではないかと考えました。短いパイプ同士を繋ぎ、長いパイプを作る際に、片方のパイプの口が少し大きくなっていると、頑丈につなぐことができます。端材のパイプの両方の口は広がっていないため、今回はパイプの口を拡張する機械を開発しました。この機械を使って、パイプを再利用することによって、これまでの約半分の量のパイプしか使わなくて良くなる予定です。地球環境にもコストにも大きく貢献することができます。
左側のパイプが機械を使って口を拡張したもので、右側のパイプがパイプの端材を切ったものです。
パイプを繋げると、この様になります。
パイプ穴拡張期の全体はこのようになっています。
斜めから見るとこうなります。
この部分にパイプを入れ、押すことができます。
この手前の固定具でパイプを固定し、奥の先端の部分をガスで加熱し、パイプ突っ込むことで穴が広がります。